ジャンヌダルクが処刑された都市「ルーアン」の観光スポット紹介

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ジャンヌダルク!

誰もが名前だけは絶対に聞いた事があるでしょう

 

フランスがイングランドに征服されそうになった時に颯爽と現れて、次々と預言を実現させてフランスを救った少女でたった19歳でその生涯を終えました

その最後の場所がフランスのルーアンです

 

2022年の夏にルーアンを観光してきたのでお勧めの場所を紹介したいと思います(^^)

 




ルーアンに到着して一番最初に感じた感想は

うわっ! この街ふっしぎー!でした

街にはドイツでよく見られる”木骨組み”というスタイルの家と、フランスのパリで見られるレンガ作りとが混ざった、ちょっと不思議な雰囲気になってます

 

言ってしまえば、一挙両得!

観光目線だと、フランスに行ったのにドイツに来たような雰囲気なので二度美味しい思いが出来ます!

 

けど不思議ですよね?

なんでフランスなのにドイツっぽいのが混ざってるんでしょ?

いわゆるノルマンディー地域圏なのでドイツから遠い場所の都市なんですけどね?

 

これはジャンヌダルク美術館から見た眺めで分かりやすいです

写真右側がフランスっぽい石造りのアパルトマンで左側はドイツっぽい木骨組みになってますよね

1つの街に2つの建築様式なんてふっしぎー!

 

個人的な印象なんですけどフランスの石造りの建物を見ると規律を守ってるお堅い感じがするんですけど、ドイツの木骨組みを見るとメルヘンチックは柔らかい印象を受けます

なので2つの様式が1つの街に混在してると、硬さと柔らかさが丁度いい感じで融合してて見てて全然飽きません。なんて旅行者に優しい街(^^)




街歩きが楽しくなって長時間散策してると、最初感じた不思議な街っていう印象から、徐々にカワイイ街だなぁって自分の気持ちが変化して、街歩きがめっちゃ楽しくなって、当初考えてた観光場所に行かずにずっと街歩きを楽しんでました(笑)

 

あの有名なフランスのヒロイン、ジャンヌダルクが処刑された場所とは思えないでしょ(^^)

こんなカワイイ街で処刑された?

そんなバカな。処刑とは無縁に感じるカワイイ街なんですけど、、、血生臭い一面もちゃんと残ってました

ジャンヌダルク博物館

ルーアンで一番の観光地は間違いなくジャンヌダルク博物館です

とはいえいわゆる乙女として戦った戦争ではなく、ジャンヌダルクが受けた裁判について焦点を当ててプロジェクトマッピングで解説しています。敬虔なキリスト教徒でシャルル七世から預言者として認められたジャンヌダルクは、言ってしまえば神の使いです

今の世と違い宗教の影響力が非常に強い世界なので、神の使いを処刑するには先ずはそこから引きずり降ろさないとダメです

 

それが英国側が行った異端審判。まぁ殺害したい側が集まってジャンヌを異端にして火刑にした裁判

そして殺害後に行った復権裁判。シャルル七世はジャンヌダルクと非常に強い繋がりがありますが、そのフランス王が支持し、100人以上の証人を招き、「ジャンヌは異端者ではなかった」と証明

 

この2つについて、日本語音声で詳しく聞けます

オーディオガイド式で時間を区切って、ある程度の人と一緒にみんなで移動します

 

こんな感じで各部屋ごとに5分くらい?の映像が流れて終わったら次の部屋にいくスタイル

ジャンヌダルク博物館の良い所は聖女が処刑された後に、どういう風に政治ごとに使われたかも解説していることです




残念ながらジャンヌダルクの死後は主にフランス語での解説になるので、必死にGoogle翻訳かけましたが、良くわかりませんでしたけど(笑)

こんな感じで政治利用された時の遺物がありました

 

それ以外のルーアン観光地

それ以外って(笑) 言い方からして適当なんですけど、ちょっと面白い場所があります

 

一つ目はジャンヌダルクが幽閉された塔と同じ形状の塔

回りくどい言い方ですけど、実際にジャンヌダルクが幽閉された塔は既に壊れてます

これは外見、内部構造がまったく同じな塔です。んで、今はジャンヌダルクの塔という名前で登録されてます

 

 

見ての通り、人を幽閉出来る様な建物じゃないです。だいたい鉛筆みたいに高さが有り過ぎです(笑)

というのも、これは元々お城の一部で、城の塔でした

なので武器庫だったり、防御用に辺りを見回せる様に上部に円形のフロアが付いてます

 

ヨーロッパあるある。お城の跡地は囚人の監獄ってやつです




 

もう一つがジャンヌダルク教会

この大きな十字架が特徴です

ココで焼き殺されたという話しですが、今となっては言われないと気が付かないですね

 

こんなに大きな十字架は見た事がない

墓標的な意味合いなら、まさにここでジャンヌダルクが燃やされたんでしょう

とか思ってると、教会の隅っこにチャッカリ天に祈りを捧げるジャンヌダルクを発見

十字架近くじゃなくて離れた場所に配置されてるのはなんででしょ?

 

比較的昔の建物も残ってるので、適当にぶらぶら歩くと色んな発見があるので散策するのがお勧めです

ぶっちゃけ、観光地って感じの建物はジャンヌダルク博物館だけかなぁってイメージ

 

ルーアンのはパリから比較的近いので時間があればちょっと立ち寄ると良いかもしれないです

 




 

AKI

ジャンヌダルクって死んだ後も色々利用されてたのか

Mina

ナポレオン皇帝がスッゴイ好きだったんだよね

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