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誇張表現なしのガチの体験談です
オランダで不妊治療・出産をしたい方向けの記事です
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注意!!
ごめんなさい。IVFやってる最中の検診内容とか経過について全部すっ飛ばしてます(つまりAKIの怠慢でブログに出来てない)
徐々にブログを書いていくので今回は出産前夜ー退院までの話をさせてください!
大報告!
遂にAKIに娘が出来ました!!
今回はオランダで出産するのにどんなドラマがあったのか記事にしちゃいたいと思います
全体の流れはこんな感じです。今回は自家用車で病院へ直行するまでをブログにします
・陣痛(出産前夜)
・早朝の破水
・自家用車で病院へ直行 ←(本ブログはここまで)
・本格的な陣痛開始からいきみ
・出産直後からの容態急変
・手術&入院
・退院
・番外編 素晴らしい入院食
日本だと一般的には軽い陣痛が始まって病院で診察を受け、子宮口の大きさをチェックして出産のかなり前には入院するケースがほとんどだと思います
なので出産前夜って何やねん!!そんなの病院のベットの上なんじゃないの?って思うかもしれないんですけど、オランダはちょっと、いや、かなーり違うんです
先ず、オランダは出産を病気だと思っていません。
まぁ日本人も出産は病気とは思っていないと思いますが、ここで問題になるのは”気持ちの問題だけじゃない”ってところです
端的に言いましょう。産んだら帰れです
あぁ、なんと過激なワード。けどリアルワード…
産んだら帰れ(笑えない)
数々の日本人を落とし込んできたこの過激ワード。ブログ検索すると、どの程度オブラートに包むかは人それぞれですが、オランダで出産した皆さんは必ずこう書いてます
産んだら帰れ(笑えない)
病院ってのは本来、病気があって医療ケアが必用な場合に使う場所です。出産は病気ではないオランダにおいて、出産のための入院はかなり稀です。推測ですが帝王切開が必用だとか母体の状態が著しく良くないとか、何らかの判断があります
出産したらだいたい6時間後には退院させる様な国でなので、
そろそろ子宮口開きましたねー。じゃあ今晩から入院して出産に備えましょうねー、なんていう甘い対応は絶対にありません。
もうすぐ生まれる、さぁ病院へGo!
これが基本です
それはさながら、通勤電車の中で下痢を我慢して、もう限界モレル、けど漏らせない。次の駅までなんとか頑張れ俺!って感じの気持ちで病院へ駆け込むイメージです
この表現あってる?
あってるような気がする(笑)
さて、じゃあ”もうすぐ生まれる”ってのはどいう状態かと言うと、子宮口が5cm以上開いた状態です。これまでは病院へいけません。
なので、初期の陣痛が始まった後に助産師へ連絡して、その方が家に来て子宮口をチェックして、OKなら病院へ連絡してくれます
Minaうさぎのケースだと
10分間隔の陣痛が始まったのが前日の夕方6時ごろ、んでそのまま一夜を家のベッドで過ごしました
ところで、ベットの隣で痛い痛いと言われるのは非常に恐怖です。やっぱり熟睡なんて出来ないですし、状態が変わった時は直ぐに電話しないとダメなので眠りもスッゴイ浅くなります
ってかね、いや、マジで怖いですよ。今回初産だし、この陣痛なら後どれくらいで出産かなぁみたいな予測が全く出来ないので完全に未知の領域なんですよね
かなり緊張して2~3時間しか寝れなかったのを覚えてます
早朝の破水
破水って、マジで水流れるんですね!
ってビックリしたので先ずはそれを書きたい気持ちを抑えつつ、時を戻します
出産日の早朝は5時半ごろに目が覚めました。でその時には陣痛の間隔がかなり早くになっててだいたい5分間隔で50秒程痛みが持続する様になってました
流石にMinaうさぎも、「これはもう電話した方がいいと思う」って不安まじりの声になってます
けど、ここでも分からないのが助産師を呼ぶレベルになっているのか?っていう点です。初産だと全く未知の空間を手探りで進むしかないんです
最悪パターンは、英語で電話して間違った伝え方をして、助産師が家に来てくれなかったら一大事です
病院へ行くためのスタートラインにすら立てません。ラインに立ってOn your markの合図を聞くには、助産師へ確実に英語で状況を伝えないとダメです。
そしてその役目は俺です。責任重大だ!
今までで一番緊張した英会話でした
電話したのは6時50分ごろ。若干手に汗握りつつ携帯電話に手を伸ばして助産師へ連絡します
伝える内容はシンプルで簡潔に、
1.昨晩6時ごろから陣痛が始まった
2.今は5分間隔で50秒程になっている。痛みも出ているし早く来て欲しい
OK直ぐ家に行くわ。7時半くらいになるからね。と心強い一言が貰えて一安心
Minaうさぎは考えられる限り一番楽な体制で助産師を待つ、そして俺は一口ご飯を食べました
あ、ちなみにですが、病院で出産するために服やら、お菓子やら、飲み物やら、まぁ色んなものは準備済みです。準備するものはクラームゾルフ(退院後の母子健康管理をする人)からアドバイスを貰っています
さて、助産師が来てからは子宮口のチェックですが、この検査はベットの上で行うのが普通で防水シーツ類はこちらで準備しなければなりません。この手の検査や、出産後に必要になるものは一式が1パックにまとまったクラームパケットというのが有るので、それを事前に購入しておけばOKです
クラームパケットについては凄く丁寧にまとめてくれている方がいたのでこちらを紹介します
オランダで出産|出産準備①クラームパケット
我が家は他の人から譲り受けたものがあったので、それをベースに必要なものを適当に追加して準備しました。一般的には購入したり、加入してる保険会社が送付してくれたりで準備します
さぁ!助産師のチェックです! 緊張の瞬間です!
もしこれでNGだった場合、病院に行けないし、今のドキドキ感がさらに続くという意味でも疲れがどっと来ます
検査方法は指先を入れて触診で子宮口の開きを確認するのと、指を入れた状態で陣痛チェックしてました。緊張からなのか指を入れると陣痛がストップするというハプニングがありましたが、
そして、、、
ここから事態が急変します…
助産師が手を抜いた瞬間にその時が訪れました
どばどばどばッ…
え? えぇぇッ!?
ってなって目が点になったのを覚えてます
破水(Water break)です!
自家用車で病院へ直行!
破水した!
ググッと緊張が一気に高まる前に、良くない事態が発生しました
水の色が悪い! どうみても茶色
通常は透明なのですが、赤ちゃんがお腹の中でうんちをすると羊水が茶色になります。その場合赤ちゃんが何かに感染している場合もあるため病院での検査が必要になります
オランダ人助産師さんも「このケースは即病院へ連絡ね」と、携帯電話を取り出します
病院については、先ずは以前分娩室ツアーに参加した、家の近くにある病院に連絡して貰いましたがなんと満室
ならば!と思い別の近い病院へ連絡して貰いましたがそこも満室!
じゃあ、さらにさらにと、隣の県にある病院に連絡して貰いましたがやっぱり満室!
焦ります。めっちゃ焦ります
こうしてるうちにも、じゃばじゃば水が出てくるわ。陣痛が強くなってくるわで全く落ち着きません
助産師さんも携帯2個使いで全力で病院に電話します
病院からの回答が、、、死ぬほど、、長く感じる!
まだか、まだかと思いながらMinaうさぎの身体を支えて水を掃除します
Minaうさぎは無言でめちゃくちゃ辛そう…
そして、その間もどばどばどばっと羊水が流れ続けます
あとで聞いたんですけど、破水してから陣痛の間隔が5分だったのが2-3分に一気に縮み、そして痛みがズンと強くなったみたいです。自力で立ってるのも辛かったので、右手を赤ちゃん用ベッドに当てて体を支えつつ全力で痛みに耐えてます
生まれたての小鹿みたいになってました
話す余裕も全くなかった
10分間ほど?
もう何分待ったかなんて全然覚えてませんが、ようやく病院から受け入れOKの連絡が来ました
場所は、なんと、、、車で高速使って30分はかかる場所
っていうか、助産師さん含めて誰も行ったことが無い場所でした。Oh My God
まじかぁ。ZAANSTADまで行かんとあかんのか(´;ω;`)
けどまぁ行くと決まったら即行動です
出産用に準備してたスーツケースに車の鍵、家の鍵、あと財布と、スマホと
えっと他になんかあった??
半分パニックなので冷静に考える余裕がありませんし、そんな時間もありません!
目に付いた準備物を集めて全力ダッシュで(気持ちだけダッシュ)車に駆け込みます
僕の車も不安そうに訴えかけてきます
まさか出産間近のご婦人を乗せるとは思ってませんでした
助手席に防水シートを敷き、湯たんぽを抱え込むMinaうさぎを座らせる
エンジンに火を入れて、荷物をトランクに入れ、そして確実にナビに住所を入れる
スマホにもグーグルマップを入れてダブルチェック!
間違った所に行く余裕はないぞ、タイムロスは許されない
ヨシ、絶対に間違いない!
目で確認し、指先でも確認し、そして声に出して確認する
住所ヨシ! うん、これはいい職業病だ
後は間違えずに運転するだけ!
焦らず(ムリめっちゃ焦る)
急がず(ムリめっちゃ急ぎたくなる)
慌てず(ムリ隣で痛がってる)
うぉぉぉぉぉ! いくぜ、運転するぜ。責任重大だぜ!
ちなみにですが、事前に準備してたタブレット(正直不動産とかDLしてたのに)とか、直ぐに飲める飲むヨーグルト(ウイダーインゼリー的なやつ)、ちょっとしたお菓子など色々忘れて病院へ行っていました(笑)
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