アジア人狩り日本大使館も注意喚起フランス旅行は危険と隣合せ

2020年11月4日 2021年4月4日

traveleraki

AKI

流石に２回目なので看過出来ません。フランスではアジア人狩り(暴行・罵倒)が発生しています。フランス旅行は危険です

Contents

1 コロナウイルスで浮き彫りになったアジア差別問題
2 フランスで起きているアジア人差別
3 日本の外務省も注意喚起
4 旅行者は今後どう対応するべきなのか
5 ここしかない最高の旅情報
- - 5.0.1 Traveler AkiはYoutubeもやってます！
  - 5.0.2 スマホは非常に危険！

コロナウイルスで浮き彫りになったアジア差別問題

太陽の沈まない国というのは中世に世界中に植民地を抱え反映したスペインの事ですね。

意味的には、

地球上の至る所に属国を作り常に太陽に照らされた国家のためその名が付きました。

一見、栄光と繁栄を指すこの言葉ですが、その裏は今でも遺恨を残し問題となっている黒人差別の発端とも捉える事が出来ます。

さて、僕はもう少し広くこの”太陽の沈まない国”を独自解釈しています。

太陽の沈まない国とは、いつの時代でも常に先進国だった国々、、、。

つまり、ヨーロッパ諸国と捉えています。

このコロナ禍で、太陽の沈まない国々が各地で激しいアジア人差別を行いました。

コロナウイルスを制御するため、半ばパニック気味になってロックダウンをした2020年初旬では、イギリス、フランス、ドイツ、そして、私が住んで居るオランダでも

アジア人差別がありました

住んで居るすぐ近くで、日本人の子供がオランダ人にFuck Chineseと言われ殴られるという事件があり、注意するように書類が回りましたし、

私も道を歩いているだけで色々な罵倒・罵声も浴びました。

そして、#Iamnotavirus, #Jenesuispasunvirus などのハッシュタグが付けられ、差別をやめようという活動が大きく報じられたのを覚えている方も多いと思います。

BBC News: Coronavirus:French Asians hit back at racism

とは言え、１月ー３月までの、いわば”防衛反応的”なアジア人差別というのは、

許容範囲内の出来事で、ぶっちゃけ気にしていませんでした。

確かに、面と向かって嫌がらせを受けると、悲しい気持ちにはなりますが。

ある意味、未知のウイルスに対する人としての防衛反応の一種だと思いますので、

気にしませんでした、気にしない様に努めました

ですが今回また、

２度目となる、明らかなアジア人差別がおきています。

フランスです

流石に２度目は看過出来ません。

今後ヨーロッパ諸国に旅行したいと思う旅仲間が失敗しない様に

永久保存版としてブログで注意喚起させて頂きます。

フランスで起きているアジア人差別

どのような社会的背景は知りませんが、現実問題としてフランスには

Anti-Asian Racismと言われる運動が有ります。

現実問題として、中国人がターゲットとされ暴行、盗難が発生しており、当然警察沙汰になっていますし社会的に問題にもなっています。

何だ、アジア人差別って中国人のこと？と思ってはいけません。

日本人も差別にあいます。

白人からすると、中国人、日本人、韓国人、フィリピン、インドネシアなど、色々含めてアジア人にしか見えていません。

というか、差別はそもそも許されるものではありません。

このコロナ禍でアジア人へのヘイト感情が溜まっているのか、これをチャンスと思って勢力を伸ばしたいのか、その辺りはハッキリしませんが、

間違いなく、現在コロナ第２波が欧州を襲っているタイミングで、

フランス国でアジア人差別が起きています。

たちの悪い事に、SNSでアジア人差別を推奨する書き込みがされています。

詳しくはフランス語でAnti-asiatique (Anti-asian)とTwitterで検索すると色々出て来ますが、

実際にSNSでこの様な内容を拡散させて、そして実際に事件になっています。

・全ての中国人に攻撃を行っていく

・ヒトラーはユダヤ人ではなく中国人を殺すべきだった

もうすでに何名か実際に攻撃を受け事件になっており、パリ検察庁が捜査に乗り出しています。

記事全文（仏→英語翻訳は精度が高いので十分使えます）

Les messages de haine sur les réseaux sociaux et les agressions physiques contre les personnes d’origine asiatique ont augmenté ces derniers jours en France, où le nombre de nouveaux de contamination au Covid-19 frôle la barre des 50.000. Selon un article paru dans le quotidien Le Parisien, la communauté asiatique d’Ile-de-France est victime d’une campagne de haine sur les réseaux sociaux. On peut lire des messages comme « Vous n’êtes bons qu’à ramener des maladies » ou encore « Hitler aurait dû tuer tous les Chinois pas les Juifs ».Le parquet de Paris a ouvert une enquête pour « provocation publique à commettre une atteinte à l’intégrité physique d’une personne à caractère raciste ».Des personnes d’origine asiatique ont été victimes de violence physique, comme coups et crachats.Une enseignante d’origine asiatique de 37 ans a été victime d’agression physique et d’insultes d’un couple, mardi soir.Le jeune Kevin a été agressé jeudi soir par deux autres individus de son âge. Ils ont aspergé Kevin de gaz lacrymogène et l’ont battu. Face à toutes ces violences, les personnes d’origine asiatique se sentent seules et délaissées par les autorités.

Covid-19 : Campagne de haine contre la communauté asiatique d'Ile-de-France