完全解説!ヨーロッパ旅行でチップが必用?それとも不要?に終止符を打つ

にほんブログ村ランキングに参加中です。

月、水、金の更新を目指しているので応援して下さい!

1日1回ポチッとして下さると励みになります

にほんブログ村 旅行ブログへ ←コチラをポチっと

 

チップってそもそも何やねんと

この世で一番よく分からない文化がチップです

なんつーか資本主義が作り上げた”施し”の文化って感じがします

 

チップの習慣が一般的になったのは1900年代で、定かでは無いですが一説にはヨーロッパの貴族の間で生まれた習慣だとか

なんかまぁ奴隷を使って人を踏み台にして経済発展させてるヨーロッパらしい習慣です

 

君より私の方が高貴だからチップをやろうって匂いがプンプンします

その後その文化はアメリカにも伝わり、今やヨーロッパがアメリカがチップを取り過ぎる事について批判する事態になってます(笑)

 

チップ発祥のヨーロッパでどの程度チップが必用なのか?

これに切り込んでいきたいと思います

 




欧州でチップをどれくらい支払ったらいいか分かりません教えて下さい

これは永遠の課題の様に受け継がれてきている、いわば西側諸国へ旅行する時の永遠の問いかけ…

 

 

の様に聞こえますが、もう止めにしたいと考えています

 

結局のところ

チップなんて、アメリカを除いて結局のところ”気持ち”なんです

 

アメリカは1960年代に"Tipping credit"という制度が可決してて、それが何かというと、雇用主は従業員がチップを稼いだ場合、必要賃金以下の金額を支払ってもいいという法案です

 

これってつまり、

雇われてる側は、頑張れば頑張るほどチップというインセンティブがあって、そのお金は従業員が丸儲け出来るから一生懸命働こう!って意味です(そして雇用主側はクソ駄賃を従業員へ渡す)

 

言い換えると、従業員を働かせるためにチップがあるんです、いやキャバ嬢システムかと(笑)




少し前に、フーターズ(Hooters)の基本給が低すぎ、そしてチップの稼ぎが多すぎっていう記事が話題になったと思います

 

フーターズのスタッフが給料を大公開 時給約240円でも多い日はチップにより4万円以上稼ぐ(米)

https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20211026_826281/

 

これがTipping creditを採用しているので基本給が激安でもOKっていう代表みたいなものです

だからアメリカは料理を運ぶとか、荷物を持ってもらうとか、何でもいいですけどサービスに対してチップが発生します

 

けどアメリカ人もムダにチップを支払いたくないから、Is it tip included?なんて英語がたまにレストラン内で聞こえます

もう本当にクソシステムだわ(笑)

欧州のチップ事情

再度繰り返しですが、アメリカはチップが必用です

これは"Tipping credit"という制度が原因で、そもそもチップ無しではやっていけない給料になってる場合が多いからです

 

そしてヨーロッパにはTipping creditとかいうクソシステムはありません!

それこそ、本当にサービスが気に入れば、その気持ちに応じて支払えばいいのです




一律に私は10%くらい支払ってる、いや私は15%だ!

みたいなマウント合戦がTwitterで繰り広げられてる事がありますが、鼻で笑っていいです(笑)

奴らはなにも分かっていません。チップ文化の歴史すら調べたことがないでしょう

 

 

 

ちなみにこれは各レストランの考え方にもよりますが、ヨーロッパでチップを渡した場合、従業員がチップを受け取った場合は当人の財布に入らずに、レストランで預かり福利厚生費に使われることがあるらしいです

 

例えばチップで従業員の休憩室に新型のコーヒーメーカーを買ったりするわけです

もはやこうなると、アメリカとは全く別な概念ですね

アメリカは個人の財布に入るけど、ヨーロッパは雇用主へ行き福利厚生が良くなるのであれば、それは想像するチップの効力と大きく違ってきます

 

結論的に、ヨーロッパは気持の量に応じて渡したらいいんです

 

あともう一つ言っておくと

レシートにサービス料的なニュアンスで一律で取ってる場合が結構多いです

特にヨーロッパはデビットカードが主流になってきてますし、現金禁止にしているレストランも珍しくないです

その場合はチップを売上げとして計上するんでしょうけど、そんな面倒なことをやるより一律でサービス料に入れた方が効果的なのは想像に難く有りません

 

事実2014年のBBC記事に、Franceではレシート内に15%のサービス料が入っているのでTIPは渡さない人が冷えている、そして年配世代は支払ってるがインタビューを受けてる人世代ではTIPを考えた事がないと応えています

"For the older generation it's something they used to do. My generation doesn't even think about it," she says.

 

France's waiters watch their tips decline

https://www.bbc.com/news/world-europe-28793677

 

そしてこの一文が非常に興味深い

海外旅行客は15%のサービス料に気が付きTIPを抑える傾向にあるとのこと

However, according to my straw poll of waiters, foreigners are getting wise to the 15% service charge and reining in their largesse.

 

まぁぶっちゃけ、サービス料入れてそしてTIPをマナーとか義務とか言って請求するとか完全に詐欺の類でしょ(笑)

 

日本でも有りますよね

100円の皿がお通しで500円の価値になってるパターン

これって形をかえたチップの形態とも言えると思いますが、そういう感じで”含まれてる”場合もあるんだから、チップなんて渡す"義務"はないんです

 

しつこい様ですが、あくまで気持ちがよければ渡したらいいんです




とは言いつつ周りを見ると

そんな事いって、とは言いつつ周りを見た時にチップを支払ってる人を見て

 

うぉぉぉぉ あの人チップ支払ったわぁぁぁ

この店チップ必要なのぉぉぉぉ

いくら出したらいいんだろうぉぉぉぉ

 

って日寄ってしまうひとには、このサイトをお勧めします

チップの各国状況について細かく分析してるので、どれくらいが適正なのか指針を示してくれてます

Tipping etiquette in Europe

 

 

まぁ僕はチップなんてほとんど渡したことはありませんが(笑)

特にヨーロッパの中でもサービスが最も悪い事で有名なオランダでは渡したことは一切ありません

 

ウェイターはとろとろする

注文しても料理が出てこない

飲み物を出すのに死ぬほど時間がかかる

そのくせして、偉そうな顔して舐めた雰囲気がある

挙句に料理がまずい

極めつけはクソ高い

※個人の感想です

 

チップを渡す要素がどこにあるんやと(笑)

人を舐めるのも大概にせーよって感じです

 

 

 

さぁこれで安心してヨーロッパ旅行にいけますね(^^)

皆さんも良い旅行を楽しんで下さい!




 

AKI

個人的にはチップ導入してサービスに対して評価してやりたい

Mina

あくまでAKI個人の感想です(^▽^;)

以上 参考になったよーって人は是非ポチっと応援よろしく

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 ←こちら




カメラ選びやYoutube活動

Traveler AkiのYoutubeチャンネル

オランダ在住の利点を生かして、そして今までの20カ国以上をパックパッカーとして渡り歩いた情報を惜しみなく出しています

海外の旅情報だけじゃなく、お土産情報や、欧州の生活や、社会情勢まで旅行情報に関してはお任せ下さい!

人よりワンランク上の旅行が出来る様に熱を入れて発信しているので、旅の参考間違いなし。

スマホは非常に危険!

旅行をする時ってスマホだけで写真を撮ってませんか?
海外はプロ集団のスリが居てるので非常に危険です。

スマホは非常に便利なんですけど、盗られた時の被害が大きすぎるので
トラベラー的にはデジカメをお勧めします!

けど、デジカメは高い!!

なので、

デジカメレンタルして完全安心!
お得にスマートに旅行を楽しみましょう!

⇩スマホが旅行に向いてない理由はコチラから⇩
スマホはリスク高すぎ!その理由とは

おすすめの記事